0. はじめに読むこと

このセクションは Deviant や bot を初めて使う方向け です。経験者は飛ばして「2. 画面構成」以降に進んでも構いません。

Deviant とは

Deviant は、Apple / Amazon / PokemonCenter / ToysRUs などの Web サイトに対して、ブラウザ操作を自動で行うタスク実行ツールです。CSV (または Excel) ファイルにアカウント情報や商品 URL を書いておくと、ログイン → 入力 → 確認 → 完了 までを自動で進めます。

1 タスク = 1 行の CSV」が基本単位です。同じ作業を 100 件まとめて走らせる、ということができます。

用語集

マニュアル中で頻出する用語をまとめます。「これ何?」と思ったらここに戻ってきてください。

IMAP (アイマップ)

メールサーバーから受信メールを読み取るための仕組みです。Deviant は 認証コードや確認リンクをメールから自動取得する ためにこれを使います。

ADB (Android Debug Bridge)

USB で接続した Android デバイスを PC から制御するための公式ツールです。Deviant では主に 2 つの用途で使います。

セッション

ブラウザの Cookie・ログイン状態をファイルに保存したものです。一度ログインに成功するとセッションが保存され、次回同じアカウントで実行する際に ログイン処理をスキップ できます。

3DS (本人認証サービス)

クレジットカード決済時に「カード会社のサイトでパスワード入力 / 認証承認」を要求される仕組みです。Deviant では PokemonCenter Checkout などの決済時に発生します。

CAPTCHA / FunCaptcha

「画像を選んでください」「ロボットでないことを証明してください」と表示される人間判定の仕組み。Deviant は外部の自動解決サービス (2Captcha / AntiCaptcha / CapSolver / YesCaptcha) と連携してこれを処理します。

SMS 認証 / SMS レンタルサービス

アカウント作成時に電話番号 SMS 認証が必要な場面で使う、仮想電話番号サービス (HeroSMS / 5SIM / GetSmscode / SMS-Man)。1 回数十円程度で番号をレンタルし、SMS を受信できます。

プロキシ

通信の中継サーバー。Deviant は IP アドレスを変えるために使います (ADB の IP 回転とは別の仕組み)。

Headless / 非 Headless

Headless = ブラウザ画面を表示せずに動かすモード。CPU・メモリが軽くなり、画面占有もないので並列実行に向きます。ただし手動操作の必要が生じても対応できないため、初回は OFF にして動作を見てから ON にする のがおすすめです。

Resource Block

画像・フォント・動画など、自動化に不要なリソースの読み込みをブロックする機能。表示が崩れる代わりに高速化します。Apple や PokemonCenter など UI が画像主体のサイトでは セレクタ検出に失敗する場合がある ので注意。

必要な前提条件

使う機能によって必要なものが変わります。下表で「自分が使いたい機能」に必要なものをチェックしてください。

やりたいこと必要なもの
ログインチェック・注文確認のみDeviant のみ
アカウント作成 (Apple Create / Amazon Signup / ToysRUs Create など)+ IMAP アカウント
Amazon Signup (電話認証あり)+ IMAP + SMS サービス + Captcha サービス
Apple AccountRecovery+ Captcha サービス (推奨)
PokemonCenter Checkout (3DS 自動承認)+ IMAP / Cards モニタリング
Order Manager (注文メール集約)+ IMAP アカウント
並列実行で IP を分散したい+ プロキシ または ADB (USB テザリング中の Android)
迷ったら
まずは「ログインチェック (Apple LoginCheck)」のような 外部サービス不要のモード で動作確認してから、必要に応じて IMAP / SMS / Captcha を順に追加していくのが安全です。

1. クイックスタート

「インストール → ライセンス認証 → 初めてのタスク成功」までの最短ルートです。これを一通り通すと、以降のセクションで個別の設定を読み解く土台ができます。

Step 1: インストールとライセンス認証

  1. 配布された ZIP を任意のフォルダに展開
  2. Deviant.exe を起動 (Windows SmartScreen が表示されたら「詳細情報」→「実行」)
  3. 初回起動時にライセンスキー入力画面が出るので、配布されたキーを入力して「認証」
  4. 初回のみ Chrome ブラウザの自動インストールが走ります (システム Chrome があればそちらを使用)
最初に動作確認したい人へ
Apple ID をお持ちなら、ここで一度 Apple LoginCheck モードを試すのが一番手軽です。外部サービス (IMAP / SMS / Captcha) なしで動きます。Step 3 で具体的な手順を示します。

Step 2: IMAP アカウント登録 (使う場合のみ)

アカウント作成系・3DS 認証 (MoneyForward)・Order Manager を使う予定がある場合は、ここで IMAP を登録しておきます。不要なら飛ばして OK

Gmail を使う場合

  1. ブラウザで Google アカウントにログイン → セキュリティ ページへ
  2. 「2 段階認証プロセス」を 有効化 (有効でないとアプリパスワードを生成できない)
  3. 「アプリ パスワード」ページで新しいパスワードを生成 (16 文字)
  4. Deviant の Settings → IMAPアカウント → 「+ 追加」
  5. プロバイダ: Gmail / メール: 自分のメールアドレス / パスワード: 上で生成した 16 文字 を入力 → 保存
  6. 「テスト」ボタンで接続確認 (緑チェックが付けば OK)
よくある詰まりポイント
通常の Google ログインパスワードを入れても弾かれます。必ず「アプリパスワード」を生成してそちらを使ってください。

Step 3: 初めてのタスク (Apple LoginCheck)

Apple LoginCheck は「Apple ID のログインが通るか確認するだけ」のモードで、最少構成で動作確認できます。

3-1. CSV を用意する

同封の tasks-template.csv を Excel で開いてください。各サイト・モード別のサンプル行が入っています。

CSV を自作しないでください
列名のスペルミスや列順の違いでエラーになるケースが多発しています。必ず tasks-template.csv をコピーして、サンプル行を書き換える形で使ってください。

Apple LoginCheck を試す場合は、テンプレートに以下のような行を追加(またはサンプル行を書き換え)して保存します。

SITEMODEEMAILPASSWORD
AppleLoginCheckyour-apple-id@example.comyourpassword

3-2. 読み込んで実行

  1. Tasks 画面を開き、ファイルをドラッグ & ドロップ (または「ファイルを開く」ボタン)
  2. 1 行のタスクが追加され、チェックボックスが ON になっている
  3. 「Start All」をクリック
  4. ブラウザが立ち上がり、Apple のログインページへ遷移 → 自動でメール・パスワードを入力 → 結果がステータス列に表示

3-3. 結果の見方

表示意味
Success: ログイン成功資格情報は有効。完了
Success: セッション有効過去のセッションが残っており、ログインせずに済んだ
Failed: パスワード誤りEMAIL または PASSWORD が違う
Failed: アカウントロックApple ID 側でロックがかかっている
2 件目以降を追加する
Excel に 2 行目・3 行目を追加して再読み込みするだけで、複数アカウントを連続チェックできます。Settings → General → Parallel Tasks を 2 以上にすると並列実行されます (まずは 1 のまま動作確認推奨)。

次に何をするか

やりたいこと進む先
各画面の機能を見たい2. 画面構成
各設定値の意味と「変えると何が起きるか」を知りたい3. 設定
CSV にどの列を入れればいいか4. CSV / Excel ファイル
サイト・モード別の必要列を確認5. サイト別ガイド
動かない・エラーが出る8. トラブルシューティング
自動アップデート
新しいバージョンが利用可能な場合、起動時にアップデートダイアログが表示されます。「更新」をクリックすると自動でダウンロード・適用されます。
ライセンスキーの紐付け
ライセンスキーは 1 台の PC にのみ紐づけられます。PC を変更する場合は管理者にリセットを依頼してください。

2. 画面構成

Deviant は左側のサイドバーと右側のコンテンツエリアで構成されています。

サイドバーメニュー

メニュー説明
Homeダッシュボード(統計情報・実行履歴)
Tasksタスク管理・CSV読み込み・実行
ToolboxOrder Manager / Tracking / その他ツール群
Sessionsブラウザセッション管理
Cards3DS認証コード自動取得
Settings各種設定
Logsログビューア

サイドバー下部にはライセンスの有効期限とアプリバージョンが表示されます。

Home(ダッシュボード)

アプリの概要を一目で把握できるダッシュボード画面です。

タスク統計

項目説明
合計読み込まれたタスクの総数
実行中現在実行中のタスク数
成功正常完了したタスク数
失敗エラーで終了したタスク数
待機まだ実行されていないタスク数

セッション統計

保存されているブラウザセッション数をサイト別に表示します。

最近の実行履歴

直近20件の実行済みタスクが表示されます(メール、サイト、モード、ステータス)。

Tasks(タスク管理)

CSV / Excel ファイルを読み込み、タスクの実行・管理を行うメイン画面です。

基本操作

  1. 「ファイルを開く」ボタンまたはドラッグ&ドロップで CSV / Excel を読み込み
  2. 実行したいタスクにチェックを入れる(全選択 / 全解除ボタンあり)
  3. 「Start All」で一括実行、または各行の再生ボタンで個別実行
  4. 「Stop All」で全タスク停止、または各行の停止ボタンで個別停止

表示列

チェックボックス、タスク名、サイト、モード、メール、ステータス、商品情報などが表示されます。

Tips
成功したタスクは自動的にチェックが外れます。再度「Start All」を押しても、成功済みのタスクは実行されません。再実行したい場合は手動でチェックを入れ直してください。

Sessions(セッション管理)

各サイトのログイン済みブラウザセッション(Cookie)を管理する画面です。

機能

セッションとは?
セッションはログイン状態を保存したファイルです。セッションがある場合、次回のタスク実行時にログイン操作をスキップできます。セッションを削除すると、次回実行時に再ログインが必要になります。

Cards(3DS認証コード管理)

クレジットカードの3Dセキュア認証コードを自動取得・自動承認する機能です。PokemonCenterなどのチェックアウト時に使用されます。

対応カード

プロバイダ動作
UPSIDERメールから認証リンクを検出し、自動で承認を実行
MoneyForwardメールから認証コードを取得し表示

設定項目

使い方

  1. IMAPアカウントを選択し、使用するプロバイダにチェック
  2. 「モニタリング開始」をクリック
  3. 3DS認証メールが届くと自動的にログに表示されます
前提条件
Settings の「IMAPアカウント」に、カード認証メールを受信するメールアカウントを事前に登録しておく必要があります。

Logs(ログビューア)

アプリケーションのログを確認できます。エラーの原因調査やタスクの詳細な動作確認に使用します。

3. 設定

サイドバーの「Settings」から各種設定を行います。設定は自動保存されます。

General(一般設定)

タスク設定

項目初期値意味変えると何が起きるか / 迷ったら
Parallel Tasks 1 同時に走らせるタスク (=ブラウザ) の数 ↑げると並列実行で全体が早く終わる。ただし 1 ブラウザ ≒ 300〜500MB の RAM を消費。同一プロキシ/IP で並列するとレート制限を踏みやすい。迷ったら 1 → 動作確認後 2〜3
Delay Min (ms) 1000 クリック・入力など操作間の最小待機 (この値〜Max の間でランダム) 短くすると bot 検出されやすい。長くすると 1 タスクの時間が伸びる。抽選など速度勝負: 短め (300/800)、安定重視: そのまま
Delay Max (ms) 3000 同上 (最大値) Min < Max で設定。差を大きくすると人間っぽい動きに見える
Timeout (ms) 30000 ページ読込・要素出現待ちのタイムアウト プロキシ経由で遅い場合や海外サイトで TimeoutException が出るなら 60000〜90000 へ。短くしすぎると遅延サイトで失敗が増える
SMS Timeout (sec) 120 SMS 認証コード受信の最大待機秒数 SMS サービスから 2 分以内に届かなければ失敗扱い。SMS-Man など到達遅めのサービスでは 180〜300 へ伸ばす
Headless Mode OFF ブラウザを画面非表示で実行 ON で軽量化・並列実行に有利。ただし Apple ID の信頼済みデバイス通知など手動承認が必要な場面に対応できない。初回は必ず OFF で動作確認
Resource Block OFF 画像・フォント・動画の読込をブロック ON で 20〜40% 高速化。代償として UI が崩れて要素検出に失敗するリスク あり。Apple/PokemonCenter など画像 UI のサイトでは推奨しない

ADB Airplane Mode (IP回転)

項目初期値意味変えると何が起きるか / 迷ったら
有効 OFF タスク実行中に自動で機内モード ON/OFF を切り替えて IP を変える ON にする前提として USB テザリング中の Android が必要。未接続で ON にしてもエラー。プロキシで分散しているなら不要
Nタスクごとに回転 10 何タスク完了するごとに機内モードトグルするか 小さい値 (1〜3) = タスクごとに IP 変わるが切替時間 (10〜20 秒) で全体が遅くなる。大きい値 (20〜) = 同一 IP の連続使用が増えてレート制限を踏みやすい。抽選なら 1〜3、ログインチェックなら 10〜20
ADB Path 空欄 ADB 実行ファイルのパス 空欄でも v1.1.4 以降は同梱の tools/scrcpy/adb.exe を自動検出。独自に Android SDK を入れている場合のみ手動指定
ADB Airplane Mode の概要
手元の実機 Android + USB テザリングで、物理 SIM の IP を切り替える方式です。初期コストほぼゼロ、SIM 1 枚 = IP 1 系統。プロキシ運用が難しい場合の代替手段として使えます。

IMAPアカウント

メール監視に使用する IMAP メールアカウントを登録します。「IMAP って何?」という方は 0. 用語集 を参照してください。

これが効く場面

逆に、これらの機能を使わないなら IMAP 登録は不要です (Apple LoginCheck だけ使う、など)。

設定項目

項目説明
ラベル表示名 (例: Gmail - main)。複数 IMAP を区別するための任意の名前
プロバイダGmail / Outlook / Yahoo / iCloud / Other から選択。ホスト・ポートが自動入力される
メールメールアドレス
パスワードアプリパスワード (通常のログインパスワードではない)
IMAPホストIMAP サーバーアドレス (Gmail なら imap.gmail.com)
IMAPポートポート番号 (通常 993)
SSLSSL 接続 (通常 ON)

アプリパスワードの取得方法

プロバイダ取得手順
Gmail Google アカウント → セキュリティ → 2 段階認証を有効化 → 「アプリ パスワード」で 16 文字を生成
Outlook / Hotmail Microsoft アカウント → セキュリティ → 詳細セキュリティオプション → 2 段階認証 ON → 「アプリパスワード」を生成
Yahoo (米国) アカウント → セキュリティ → 「アプリパスワードの生成」
iCloud Apple ID → サインインとセキュリティ → 「App 用パスワード」
通常パスワードでは弾かれます
Gmail / Outlook / iCloud / Yahoo はいずれも 2 段階認証 + アプリパスワードが必須です。普段のログインパスワードを入力すると IMAP 接続自体が拒否されます。
接続テストで失敗する場合は 8-3. IMAP / メール トラブルシューティング を参照してください。
IMAP を登録しないとどうなる?
認証コードが必要な場面で「ブラウザ画面に手で入力するまで最大 5 分待機」する動作になります。1〜2 件なら手動で対応可能ですが、並列・大量実行ではほぼ機能しません。

Proxy

プロキシサーバーをグループ単位で管理します。

プロキシ形式

1行につき1プロキシ、以下の形式で記述します:

Execution Group
タスク実行時に使用するプロキシグループを選択できます。「Localhost」はプロキシなしの直接接続です。CSV の PROXY 列で個別に指定することもできます(CSV指定が優先)。

Webhook

タスクの結果を Discord に通知する Webhook URL を設定します。

種別動作状態
Success タスク成功時に通知 (Site / Email / 結果商品名などを Embed で送信) 実装済み
Win 当選時の通知 (将来用) 未実装
Summary 全タスク完了時のサマリー通知 (将来用) 未実装
現状の動作 (重要)
現在、実際に通知が送信されるのは Success Webhook URL のみ です。Win / Summary フィールドは入力・保存できますが、内部から呼び出されておらず通知は飛びません。これらは将来の実装に向けたフィールドとして残しています。

「Test Webhook」ボタンで Success Webhook URL に対してテスト通知を送信できます。

Captcha

CAPTCHA自動解決サービスのAPIキーを登録します。

対応サービス

APIキーを入力し「Balance」ボタンで残高確認ができます。

UserAgent

ブラウザの User-Agent 文字列をグループ単位で管理します。1行に1つの User-Agent を記述します。タスク実行時にグループ内からランダムに選択されます。

SMS

SMS認証に使用する仮想電話番号サービスのAPIキーを登録します。

対応サービス

設定項目

4. CSV / Excel ファイル

フォーマット

Deviant は CSV(カンマ区切り)と Excel(.xlsx / .xls)ファイルに対応しています。

同封テンプレートを使ってください

配布フォルダに tasks-template.csv が同封されています。各サイト・モード別のサンプル行が入っているので、ゼロから作成せずにこのファイルをコピーして編集してください。列名のスペルミスや列の過不足によるエラーを防げます。

基本ルール

Tips
Excel で編集すると、カンマやクォートの問題を避けられるのでおすすめです。

列の説明(全30列)

#列名説明
1TASKNAMEタスクの表示名(空欄時は自動採番)
2SITE対象サイト(Apple / Amazon / PokemonCenter / ToysRUs)
3MODE実行モード(Browser / Checkout 等)必須
4EMAILログイン用メールアドレス
5PASSWORDログイン用パスワード
6URL対象ページURL(商品URLなど)
7QUANTITY数量
8CARDFIRSTNAMEカード名義(名)
9CARDLASTNAMEカード名義(姓)
10CARDNUMBERカード番号
11EXPIREDMONTH有効期限(月)
12EXPIREDYEAR有効期限(年)
13SECURITYCODEセキュリティコード
14LASTNAME姓(漢字)
15FIRSTNAME名(漢字)
16LASTNAMEKANA姓(カナ)
17FIRSTNAMEKANA名(カナ)
18STATE都道府県
19CITY市区町村
20ADDRESS1住所1(番地)
21ADDRESS2住所2(建物名・部屋番号)
22ZIPCODE郵便番号
23PHONENUMBER電話番号
24NEWEMAIL変更先メールアドレス
25GENDER性別(male / female / other)
26BIRTHDAY生年月日(yyyy/mm/dd)
27OTHER1汎用フィールド1(注文番号、キーワードなど)
28OTHER2汎用フィールド2(会社名など)
29OTHER3汎用フィールド3
30PROXY個別プロキシ(IP:PORT または IP:PORT:USER:PASS)

サイト別ガイドの「表の読み方」

次章のサイト別ガイドでは、各モードで参照する列を以下の 4 区分で示します。マニュアル記載と実際の挙動を一致させる ため、各列はコードを実測した結果に基づいています。

区分意味空欄だとどうなるか
必須 このモードのコア機能で必ず使う列 タスクが 開始時または序盤でエラー になる
任意 値があれば使う、なければスキップ・既定値で進む列 該当ステップが省略される。例: OTHER2 (会社名) が空なら入力欄を空のまま次へ
事実上必須 コード上は if (空でない) でガードされているが、空のまま進めると 後段で失敗する 例: Apple Checkout の LASTNAME。コードは空欄スキップだが、配送先未入力でフォーム検証エラー
条件付き Settings 側の構成 (IMAP / SMS / Captcha / Cards) が前提となる列 Settings 未構成だと 手動待機 (最大 5 分) または失敗
「表に載っていない列は使わない」が原則
各モードの表に記載されていない列は、その Handler が一切参照しません (例: Apple LoginCheck で ZIPCODE 列に値を入れても無視されます)。この原則を破る箇所があれば不具合・記載漏れなのでご報告ください。

5. サイト別ガイド

Apple

Apple共通の注意事項
  • Apple ID のログインで、信頼済みデバイス(iPhone等)への通知による2要素認証が要求された場合は、お手元のデバイスで承認してください。コード入力が求められる場合のみ、ブラウザの入力欄に入力します(5分間の待機時間があります)。
  • 2FAを抑止したい場合は、認証アプリやSMSではなく 信頼済みデバイス通知 をオフにする等、Apple ID 側の設定をご確認ください。
  • ログイン成功後、セッションが自動保存されます。次回以降は同じアカウントで再ログインが不要になります(セッション有効期間中)。

Browser

Apple ID でログインし、ブラウザを開いたまま保持します。手動操作が必要な場面で使用します。

必須説明
EMAIL必須Apple ID
PASSWORD必須パスワード
URL任意開くURL(空欄時は注文一覧)

Checkout

Apple Store Japan で商品を自動購入します。ログイン → カートに追加 → 配送先入力 → カード情報入力 → 注文確定までを自動実行します。

区分説明
EMAIL必須Apple ID
PASSWORD必須パスワード
URL必須商品ページ URL。空だとエラーで開始失敗
ZIPCODE必須郵便番号 (配送先地域判定にも使用、ハイフン可)
LASTNAME事実上必須配送先 姓。空欄だとフォーム検証エラーで停止
FIRSTNAME事実上必須配送先 名
STATE事実上必須都道府県 (Apple のセレクトから一致選択)
CITY事実上必須市区町村
ADDRESS1事実上必須住所 (番地まで)
ADDRESS2任意建物名・部屋番号
PHONENUMBER事実上必須電話番号
CARDNUMBER事実上必須カード番号 (空欄だと注文確定に失敗)
EXPIREDMONTH事実上必須有効期限 (月)。EXPIREDYEAR とセットで処理
EXPIREDYEAR事実上必須有効期限 (年)。下 2 桁のみ使用
SECURITYCODE事実上必須セキュリティコード (CVV)
QUANTITY任意数量。空欄/1 = 1 個、2 以上で複数購入
「事実上必須」とは?
Apple Checkout の Handler は「値があれば入力、なければスキップ」のロジックですが、配送先・カード情報を空のまま進めると Apple 側のフォーム検証で停止します。コードレベルでは ZIPCODE のみが明示的な必須チェック対象です。
挙動メモ
  • AppleCare の案内は自動的に辞退されます
  • 失敗時は最大 3 回までリトライ
  • URL に acpart=none が含まれていると AppleCare 選択ページをスキップ
  • 2 要素認証 (信頼済みデバイス通知) が要求された場合は手動承認 (5 分待機)

GuestCheckout

Apple ID なしでゲスト購入を行います。Checkout と同様の自動購入ですが、ログイン不要です。

区分説明
EMAIL必須連絡先メールアドレス (注文確認メールの送信先)
URL必須商品ページ URL
ZIPCODE必須郵便番号
LASTNAME事実上必須配送先 姓
FIRSTNAME事実上必須配送先 名
STATE事実上必須都道府県
CITY事実上必須市区町村
ADDRESS1事実上必須住所
ADDRESS2任意建物名・部屋番号
PHONENUMBER事実上必須電話番号
CARDNUMBER事実上必須カード番号
EXPIREDMONTH事実上必須有効期限 (月)
EXPIREDYEAR事実上必須有効期限 (年)
SECURITYCODE事実上必須セキュリティコード
QUANTITY任意数量 (デフォルト 1)
OTHER2任意用途複数: 通常は会社名。email:password 形式で書くと内部的に Apple ID 紐付けに上書き使用
Checkout との違い
GuestCheckout はログインを行わないため PASSWORD 列は不要です。EMAIL は注文確認メールの送信先として使用されます (Apple ID として認証はしない)。

OrderCheck

注文番号を指定して、注文の詳細情報(商品名、配送状況、到着予定日、価格など)を取得します。結果は Order Dashboard に保存されます。

必須説明
EMAIL必須Apple ID
PASSWORD必須パスワード
OTHER1必須注文番号(例: W1637854883)

OrderEdit

注文の配送先住所を変更します。注文番号で注文を検索し、全アイテムの配送先を更新します。

必須説明
EMAIL必須Apple ID
PASSWORD必須パスワード
OTHER1必須注文番号
LASTNAME必須新しい配送先 姓
FIRSTNAME必須新しい配送先 名
ZIPCODE必須新しい郵便番号
STATE必須新しい都道府県
CITY必須新しい市区町村
ADDRESS1必須新しい住所
ADDRESS2任意建物名
PHONENUMBER必須新しい電話番号
OTHER2任意会社名
住所変更の制限
Appleの注文は一定時間経過後、または出荷準備に入ると住所変更ができなくなります。その場合はエラーが表示されます。

OrderCancel

注文番号を指定して、注文の全アイテムをキャンセルします。

必須説明
EMAIL必須Apple ID
PASSWORD必須パスワード
OTHER1必須注文番号

Create

新しい Apple Account (Apple ID) を作成します。Apple Music のアカウント作成フォームを使用し、メール認証コードの入力まで自動で行います。

区分説明
EMAIL必須登録するメールアドレス
PASSWORD必須設定するパスワード
LASTNAME任意姓 (空でも進行可)
FIRSTNAME任意
LASTNAMEKANA任意姓 (フリガナ)
FIRSTNAMEKANA任意名 (フリガナ)
BIRTHDAY任意生年月日 (yyyy/mm/dd)
(認証コード)条件付きSettings の IMAP に EMAIL 宛メールを受信できるアカウントが登録されていること
前提条件と未設定時の挙動
メール認証コードの自動取得には、Settings の IMAP アカウントが EMAIL のメールを受信できる必要があります。
IMAP 未設定の場合: 認証コード入力画面で最大 5 分の手動入力待機が発生します。並列実行ではこの待機が個別タスクごとに発生するため、IMAP 登録を強く推奨します。

LoginCheck

Apple ID の資格情報が有効かどうかを確認します。ログインを試み、成功/失敗/アカウントロックの状態を判定します。ブラウザは自動で閉じられます。

必須説明
EMAIL必須Apple ID
PASSWORD必須パスワード

判定結果

ステータス意味
Success: ログイン成功資格情報が有効
Success: セッション有効保存済みセッションで既にログイン済み
Failedログイン失敗(パスワード誤りなど)
Failed: アカウントロックApple ID がロックされている

AccountRecovery

ロックされた Apple ID のアカウント復旧リクエストを送信します。Apple の iforgot ページで CAPTCHA を解決し、復旧申請を行います。

必須説明
EMAIL必須ロックされた Apple ID
CAPTCHA解決
Settings で Captcha サービス(2Captcha等)を設定している場合は自動解決を試みます。未設定の場合は手動入力(5分待機)になります。

Amazon

Browser

Amazon にログインし、ブラウザを開いたまま保持します。

必須説明
EMAIL必須Amazonアカウントのメール
PASSWORD必須パスワード
URL任意開くURL(空欄時は注文履歴)

Signup

Amazon.co.jp のアカウントを新規作成します。登録 → メール認証 → SMS認証 → 電話番号削除 まで自動で行います。

区分説明
EMAIL必須登録するメールアドレス
PASSWORD必須設定するパスワード
LASTNAME必須姓 (フルネーム生成に使用)
FIRSTNAME必須
(メール認証コード)条件付きSettings の IMAP 登録が必要 (EMAIL 宛のメールを受信)
(SMS 認証)条件付きSettings の SMS サービス (HeroSMS / 5SIM など) が必要
(FunCaptcha)条件付きSettings の Captcha (YesCaptcha 推奨) が必要
前提条件 (重要)
Amazon Signup は以下 3 つの外部サービスがすべて連携できないと、各ステップで 5 分の手動待機 が発生します。
  • IMAP アカウント — メール認証コードの自動取得
  • SMS サービス — 電話認証用の番号レンタルと SMS 受信
  • Captcha サービス (YesCaptcha 推奨) — FunCaptcha の自動解決
完了後、セキュリティ上の理由から登録した電話番号を自動で削除 します (これによりサービス側の SMS 番号を使い回せます)。

SmsDelete

既存の Amazon アカウントから登録済みの電話番号を削除します。

必須説明
EMAIL必須Amazonアカウントのメール
PASSWORD必須パスワード

Raffle

Amazon.co.jp の招待制商品(高需要商品)に招待リクエストを送信します。

必須説明
EMAIL必須Amazonアカウントのメール
PASSWORD必須パスワード
URL必須商品ページURL(/dp/ASIN を含む)

Result

招待リクエストの結果を確認します。購入可能(Win)、待機中(Wait)、失敗(Failed)のいずれかを判定します。

必須説明
EMAIL必須Amazonアカウントのメール
PASSWORD必須パスワード
URL必須商品ページURL

Addy

Amazon アカウントに配送先住所を追加し、デフォルト住所に設定します。

必須説明
EMAIL必須Amazonアカウントのメール
PASSWORD必須パスワード
LASTNAME必須
FIRSTNAME必須
ZIPCODE必須郵便番号
STATE必須都道府県
CITY必須市区町村
ADDRESS1必須住所
ADDRESS2任意建物名
PHONENUMBER必須電話番号

Card

Amazon アカウントにクレジットカードを登録し、デフォルトの支払い方法に設定します。

必須説明
EMAIL必須Amazonアカウントのメール
PASSWORD必須パスワード
CARDNUMBER必須カード番号
EXPIREDMONTH必須有効期限(月)
EXPIREDYEAR必須有効期限(年)
SECURITYCODE必須セキュリティコード
CARDFIRSTNAME必須カード名義(名)
CARDLASTNAME必須カード名義(姓)

Checkout

Amazon.co.jp で商品を自動購入します。事前に登録済みのデフォルト住所・デフォルト支払い方法を使用します。

区分説明
EMAIL必須Amazon アカウントのメール
PASSWORD必須パスワード
URL必須商品ページ URL。内部で ?aod=1 または &aod=1 を付与し別出品オファーから即時注文ページへ遷移
注意: 住所・カードは CSV から渡せません
Amazon Checkout は CSV の住所・カード列を 一切参照しません。事前に Addy モードで住所を、Card モードでカードを登録し、それぞれデフォルト指定しておく必要があります。
対象商品の制限
Amazon.co.jp が販売する新品のみが購入対象です (マーケットプレイス出品は対象外)。

PokemonCenter

Browser

ポケモンセンターオンラインにログインし、ブラウザを開いたまま保持します。

必須説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
URL任意開くURL(空欄時はマイページ)

OrderCheck

注文履歴を取得し、Order Dashboard に保存します。注文番号指定、商品名キーワード検索、全件取得の3モードがあります。

必須説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
OTHER1任意数字のみ = 注文番号、テキスト = 商品名検索、空欄 = 全件取得

Edit

会員情報(名前・カナ・住所)を更新します。現在の値と異なるフィールドのみ変更されます。

必須説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
LASTNAME任意新しい姓
FIRSTNAME任意新しい名
LASTNAMEKANA任意新しい姓カナ
FIRSTNAMEKANA任意新しい名カナ
ZIPCODE任意新しい郵便番号
STATE任意新しい都道府県
CITY任意新しい市区町村
ADDRESS1任意新しい住所
ADDRESS2任意建物名

Raffle

抽選販売に応募します。キーワードで対象の抽選を検索し、自動で応募を行います。

必須説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
OTHER1必須抽選キーワード(カンマ区切りで複数指定可)
OTHER2任意商品選択キーワード(空欄時は最初の商品)

Result

抽選結果を確認します。当選(Win)、落選(Lose)、結果待ち(Wait)を判定します。

必須説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
OTHER1任意商品キーワード(空欄時は最新の抽選のみ)

Checkout

ポケモンセンターオンラインで商品を自動購入します。ログイン → カートに追加 → 配送先選択/入力 → カード情報入力 → 注文確定 (+3DS 認証) まで自動実行。

区分説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
URL必須商品ページ URL。空だとエラー
CARDNUMBER必須カード番号
EXPIREDMONTH必須有効期限 (月)
EXPIREDYEAR必須有効期限 (年)
SECURITYCODE必須セキュリティコード
CARDFIRSTNAME任意カード名義 名 (Pokemon は名+姓スペース連結で名義欄に入力)
CARDLASTNAME任意カード名義 姓
OTHER1任意登録済み配送先のタイトル (アドレス帳から選択)。空欄時は ZIPCODE/STATE/CITY/ADDRESS1 で照合
LASTNAME任意配送先 姓 (登録済み配送先と異なる場合に上書き入力。空欄時は既存値のまま)
FIRSTNAME任意配送先 名
LASTNAMEKANA任意配送先 姓 (カナ)
FIRSTNAMEKANA任意配送先 名 (カナ)
ZIPCODE任意郵便番号 (登録済み配送先の照合キー / 上書き値)
STATE任意都道府県 (照合 / 上書き)
CITY任意市区町村 (照合 / 上書き)
ADDRESS1任意住所 1 (照合 / 上書き)
ADDRESS2任意住所 2 (建物名)
PHONENUMBER任意電話番号 (上書き)
(3DS UPSIDER)条件付きCards 画面で UPSIDER モニタリング ON 時に自動承認
(3DS MoneyForward)条件付きSettings の IMAP 登録時に認証コードを自動取得・入力
配送先の選び方 / 上書きロジック
Pokemon Checkout の配送先指定は次の優先順で動作します:
  1. OTHER1 に登録済み配送先のタイトルがあれば、そのアドレス帳エントリを選択
  2. OTHER1 が空なら、ZIPCODE + STATE + CITY + ADDRESS1 が一致する登録済み配送先を自動選択
  3. 一致するものがなければ、CSV の値で 新規入力 を試行 (LASTNAME 等が必要)
既存の配送先で十分なら CSV の住所列はすべて空でも構いません。
3DS 認証について
  • UPSIDER カード: Cards 画面でモニタリングを開始していれば自動承認
  • MoneyForward カード: IMAP アカウント設定があれば認証コードを自動取得・入力
  • その他のカード: 自動化対応外。手動承認になります
  • 混雑時はキュー待機画面が表示される場合があります (最大 5 分待機)
MoneyForward 3DS: 認証コードが自動入力されない場合

Cards にはコードが表示されるのに Checkout 側で入力されない場合、タスクの IMAP と Cards の IMAP が異なるアカウントになっています。タスク開始時の IMAP 選択で「全アカウント」を選択してから Checkout を実行すれば解決します。

Card

ポケモンセンターオンラインのアカウントにクレジットカードを登録します (チェックアウトとは独立した登録専用モード)。

区分説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
CARDNUMBER必須カード番号
EXPIREDMONTH必須有効期限 (月)
EXPIREDYEAR必須有効期限 (年)
SECURITYCODE必須セキュリティコード
CARDFIRSTNAME任意カード名義 名
CARDLASTNAME任意カード名義 姓

Shipping

ポケモンセンターオンラインのアカウントに配送先住所を追加・更新します (会員情報の Edit とは別。アドレス帳のエントリ操作)。

区分説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
OTHER1任意配送先タイトル (例: "実家"、"会社"。同名があれば更新、なければ新規追加)
LASTNAME / FIRSTNAME任意受取人 姓・名
LASTNAMEKANA / FIRSTNAMEKANA任意受取人 姓・名 (カナ)
ZIPCODE任意郵便番号
STATE任意都道府県
CITY任意市区町村
ADDRESS1任意住所 1 (番地)
ADDRESS2任意住所 2 (建物名)
PHONENUMBER任意電話番号

ShippingDeleteAll

登録されている配送先住所を すべて削除 します。アカウントの初期化や、配送先を再登録したい場合に使用。

区分説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
破壊的操作
全配送先が削除されるため、誤実行に注意してください。削除後は次回 Checkout 時に新規入力が必要になります。

ToysRUs

Create

トイザらスオンラインストアのアカウントを新規作成します。会員登録 → 追加情報入力の2ステップで完了します。

必須説明
EMAIL必須登録するメールアドレス
PASSWORD必須設定するパスワード
LASTNAME必須
FIRSTNAME必須
LASTNAMEKANA必須姓(カナ)
FIRSTNAMEKANA必須名(カナ)
PHONENUMBER必須電話番号
GENDER任意性別(male / female / other)
BIRTHDAY任意生年月日(yyyy/mm/dd)
ZIPCODE任意郵便番号
STATE任意都道府県
CITY任意市区町村
ADDRESS1任意住所
ADDRESS2任意建物名

Edit

既存のトイザらスアカウントの会員情報と配送先住所を更新します。変更したいフィールドのみ記入 (空欄の列は現在値のまま維持)。

区分説明
EMAIL必須ログインメールアドレス
PASSWORD必須パスワード
LASTNAME / FIRSTNAME任意新しい 姓・名 (空欄なら更新しない)
LASTNAMEKANA / FIRSTNAMEKANA任意新しい 姓・名 (カナ)
PHONENUMBER任意新しい電話番号
GENDER / BIRTHDAY任意新しい性別・生年月日
ZIPCODE / STATE / CITY / ADDRESS1 / ADDRESS2任意新しい配送先住所

6. Toolbox

Toolbox にはタスク実行以外の各種ツールが集約されています。

Order Manager

IMAP メール監視により、各サイトからの注文関連メール (注文確認・出荷通知・配達完了など) を自動分類し、一元管理する機能です。

2 つのビュー

ビュー説明
メール一覧受信した個別のメールをイベント単位で表示
注文サマリーメールアドレス単位で集約し、注文 → 確定 → 発送 → 配達の進捗を一覧表示

基本操作

  1. メール取得 — 登録済み IMAP アカウントからメールを取得・分類
  2. DB 読込 — 以前保存したデータをローカル DB から読み込み
  3. 絞り込み — メールアカウント、サイト、日付範囲、キーワードでフィルタリング
  4. CSV 取込 — CSV / Excel を読み込み、メールアドレスで絞り込み (商品名・キーワードもサマリーに反映)
  5. CSV 出力 — 表示中のデータを CSV で出力

注文サマリーの表示順 (ソート)

サマリービューは 3 種類のソートが選べます。CSV 順 を使うには事前に CSV 取込が必要 です。

ソート並び順備考
CSV 順 CSV 取込で読み込んだ順 (CSV 内の行順) → CSV に存在しないアカウントは末尾に初回日時降順 CSV 取込未実施だと全アカウントが「CSV 外」扱いとなり、初回日時降順にしかなりません。CSV 順で見たい場合は必ず先に CSV 取込を実行
初回日時順各アカウントで最初の注文/応募メール日時の降順新しく動きがあったアカウントから順に並ぶ
最終更新順各アカウントの最新メール日時の降順直近で出荷・配達などが起きたアカウントを先頭に
CSV 取込しない場合のサマリー表示
CSV 取込を行わずに「メール取得」だけ実行すると、サマリーに表示される情報は メールから抽出できる項目のみ になります:
  • 表示される: メールアドレス・サイト・注文番号・商品名 (メール本文に含まれるもの)・各イベント日時・追跡番号
  • 空になる: CSV 由来の追加情報 (CSV 内インデックス、CSV にしか書かれていないキーワード等)。CSV 順ソートも機能しない
CSV (Tasks 画面で読み込んでいるもの) を Order Manager にも取込むと、両者を EMAIL で照合してサマリーに紐付けます。

タスク生成機能 (差分検出)

注文サマリーの状態を分析し、「次にやるべきタスク」を自動生成して Tasks 画面に送る機能です。差分検出は 表示中のフィルタ済みイベントに対して 実行されます (=絞り込みを変えると検出対象も変わる)。

生成タスク検出条件用途
Result 応募完了メール (Applied) はあるが、当選/落選メール (Won / Cancelled) が同じ Email + 商品名 で見つからない 応募したが結果未確認のアカウント・商品の抽選結果を一括チェック
Checkout 当選メール (Won) はあるが、注文メール (Order) または BrowserOrderCheck が同じ Email でない 当選後にまだ購入していないアカウントを自動 Checkout 候補に
OrderCheck 注文メール (Order, OrderId あり) はあるが、出荷メール (Shipping) が同じ OrderId でない 注文確定後に出荷確認が取れていない注文の最新ステータスを取得
OrderCancel 注文メール (Order) はあるが、注文確定メール (Confirmed) もキャンセルメール (Cancelled) も同じ OrderId で見つからない 確定メールが届かず宙に浮いている注文をキャンセル候補として抽出
OrderEdit Order または Confirmed があり、出荷 (Shipping) もキャンセル (Cancelled) もない注文 まだ編集可能な注文 (住所変更など) を抽出。Confirmed があればそちらを優先採用
Raffle (未応募) CSV の SITE=PokemonCenter + MODE=Raffle 行のうち、応募完了メール (Applied) が同じ Email で見つからない CSV に登録した抽選のうち未応募のアカウントを抽出して再応募。CSV 取込が前提
差分検出の重複排除
ブラウザでスクレイピングした注文情報とメール由来の情報が両方ある場合、Email + 商品名 (【抽選販売】 プレフィックス除去後) で重複排除されます。同じ商品で同じアカウントから 2 件タスクが生成されることはありません。

右クリックメニュー

Tips
  • 対応サイト: Apple, Amazon, PokemonCenter
  • 取得したメールはローカル DB に保存されるため、2 回目以降は「DB 読込」で即座に表示できます
  • 追跡番号はメール本文から自動抽出され、配送業者 (ヤマト・佐川・日本郵便) も自動判別されます

Tracking Manager

荷物の配送状況を一括で追跡します。

対応配送業者

配送業者説明
ヤマト運輸クロネコヤマトの追跡
佐川急便佐川急便の追跡
日本郵便ゆうパック等の追跡

追跡番号の登録方法

  1. 手動入力 — テキストエリアに追跡番号を1行1件で入力し、配送業者を選択して「追加」
  2. Order Manager から送信 — Order Manager の右クリックメニューまたはチェック選択から直接送信(配送業者は自動判別)

表示情報

追跡番号、配送業者、ステータス(配達完了/配達中/輸送中/荷受/返送/保管など)、最新日時、最新場所、詳細情報が表示されます。

操作

Android Mirror

USB接続した Android デバイスの画面をPC上にミラーリング表示します(scrcpy使用)。

使い方

  1. Android デバイスを USB でPCに接続し、USBデバッグを有効にする
  2. 「Detect」ボタンでデバイスを検出
  3. デバイスを選択して「Start」で画面ミラーリング開始

オプション

IP Rotation

USB テザリング中の Android デバイスの機内モードを切り替え、モバイルIPアドレスを変更します。

使い方

  1. Android デバイスを USB テザリングで接続
  2. 「Detect」でデバイスを検出し選択
  3. 回転間隔(秒)を設定して「Start」
タスク実行との連携
Settings で「ADB Airplane Mode」を有効にし「Nタスクごとに回転」を設定すると、タスク実行中に自動でIP回転が行われます。Toolbox の IP Rotation は手動/タイマー実行用です。

Browser Launcher

プロキシ設定付きのブラウザを手動で起動するツールです。セレクタの調査や手動操作に使用します。

設定

Mail Sort

ルールベースのメール整理ツールです。IMAPメールボックスをスキャンし、設定したルールに従ってメールをフォルダ移動・ゴミ箱移動・スキップの3アクションで自動仕分けします。

基本設定

ルール設定

ルールは優先度(数値が小さいほど高優先)順に評価され、最初にマッチしたルールが適用されます。

条件説明
FromDomain送信元ドメインを含むか(例: amazon.co.jp)
FromAddress送信元アドレスの完全一致
SubjectContains件名に特定の文字列を含むか
SubjectNotContains件名に特定の文字列を含まないか(除外条件)

複数の条件を設定した場合は、すべての条件を満たすメールのみマッチします(AND条件)。

アクション

アクション説明
MoveToTrashゴミ箱に移動
MoveToFolder指定フォルダに移動(例: Deviant/Apple)
Skip何もしない(ホワイトリスト用。低優先度の削除ルールから保護)

使い方

  1. メールアカウントと対象日を選択
  2. ルールを追加・編集(初回はデフォルトルールが自動設定されます)
  3. プレビューをクリック — 実際には移動せず、どのメールがどのルールにマッチするかを確認
  4. 結果を確認し、問題なければ実行をクリックして実際に仕分け

その他の操作

Tips
  • Skip ルールを高優先度に設定すると、重要なメールを低優先度の削除ルールから保護できます
  • 必ずプレビューで確認してから実行してください。誤って重要なメールを削除しないよう注意しましょう

Profile Generator

テスト用の日本人プロファイル情報をランダム生成します。

設定項目

出力

7. タスク実行

実行モード

タスクの実行方法は3つあります。Settings の構成によって自動的に切り替わります。

モード条件動作
PC モード デフォルト PC上でブラウザを起動してタスクを実行。Parallel Tasks の設定値に応じて並列実行。
Android モード ADB デバイスが接続されている場合 接続されたデバイスにタスクをラウンドロビンで分配。各デバイス内は直列実行、デバイス間は並列実行。

実行フロー

Start All クリック ↓ チェック済みタスクを収集(Idle / Stopped / Failed / Success) ↓ 各タスクにブラウザを割り当て ↓ プロキシ適用(CSV指定 → Settings グループ → なし) ↓ UserAgent / DeviceProfile をランダム選択 ↓ タスク実行 ↓ 成功 → チェック自動解除 + Success Webhook 通知 (URL 設定時) ↓ 失敗 → エラーメッセージを表示

IP回転(有効時)

Nタスクごとに回転が有効の場合 ↓ タスクをN件ずつのバッチに分割 ↓ バッチ1 実行(Parallel Tasks で並列) ↓ ADB 機内モード ON → OFF(IPアドレス変更) ↓ バッチ2 実行 ↓ ... 繰り返し

タスクステータス

ステータス意味
Idle未実行(初期状態)
Running実行中(進捗メッセージが表示される場合あり)
Success正常完了
Failedエラーで終了(エラー内容が表示されます)
Stoppedユーザーが手動で停止
Win: / Lose: / Wait:抽選結果(当選 / 落選 / 結果待ち)
Tips
  • Failed になったタスクはチェックが外れないため、原因を修正後に再度「Start All」で自動リトライされます
  • 個別タスクの再生ボタンを押すと、そのタスク1件だけを即座に実行できます
  • アプリを再起動すると、Running 状態のタスクは Stopped にリセットされます

8. トラブルシューティング

「動かない」「失敗する」のときの逆引き集。症状からたどってください。

8-1. 起動・ライセンス認証

Q: Deviant.exe が起動しない / SmartScreen が出る

Q: ライセンス認証で「他の PC で使用中」と出る

キーは 1 PC 1 ライセンス。PC を変えた場合は管理者にリセットを依頼してください。

Q: Updater.exe が起動しない (旧バージョン)

v1.1.0 で修正済み。最新版に更新してください。

8-2. CSV 読込

Q: CSV を読み込んでもタスクが追加されない

Q: 文字化けする

CSV は UTF-8 (BOM 付き) で保存してください。Excel の「CSV UTF-8 (コンマ区切り) (*.csv)」を選ぶか、Excel ファイル (.xlsx) で保存するのが確実です。

Q: Excel で電話番号や郵便番号の先頭 0 が消える

Excel が数値として解釈しているため。該当列の書式を「文字列」に設定するか、頭に ' (シングルクォート) を付けて入力してください。.xlsx での保存を推奨。

8-3. IMAP / メール

Q: IMAP テスト接続が失敗する

原因対処
パスワード違いアプリパスワード を使っているか確認 (通常パスワードは弾かれる)
2 段階認証未有効Gmail / Outlook / iCloud は 2 段階認証 ON が前提
IMAP 無効Gmail の場合: 設定 → メール転送と POP/IMAP → IMAP を有効化
Yahoo 国別問題Yahoo Japan は IMAP 非対応。Yahoo (US) のみ対応
ホスト/ポート違いプロバイダ自動入力後の値を確認 (Gmail: 993, Outlook: 993)

Q: 認証コードが取得できない / 5 分待機後にタイムアウト

Q: 「IMAP接続: AUTHENTICATIONFAILED」エラー

パスワードが間違っているか、アプリパスワードが失効しています。生成し直してください。

8-4. ADB / IP 回転

Q: ADB が接続できない

  1. Android デバイスの「開発者向けオプション」→「USB デバッグ」を有効化
  2. USB ケーブル接続後、デバイス側で「このコンピュータからの USB デバッグを許可」をタップ
  3. 「Detect」ボタンを押し直す
  4. v1.1.4 以降は ADB 同梱済み。それ以前または独自 SDK 使用時は Settings の ADB Path に adb.exe のフルパスを指定
  5. 別のアプリ (Android Studio など) が ADB を占有していないか確認 → 終了して再試行

Q: 機内モード切り替えで IP が変わらない

8-5. タスク失敗

Q: 「TimeoutException」または「element not found」

Q: ログイン失敗 (Apple / Amazon / Pokemon)

Q: タスクが「Running」のまま動かない

Q: 並列実行すると失敗が増える

8-6. Checkout / 3DS

Q: PokemonCenter Checkout で「カード認証エラー」

Q: Apple Checkout で配送先入力に失敗

Q: PokemonCenter Checkout で配送先選択がうまくいかない

Q: Amazon Checkout で「住所/カードが選択されていない」

事前に Addy モードで住所、Card モードでカードを登録し、それぞれデフォルトに設定する必要があります。CSV の住所/カード列は Checkout では参照されません。

9. Tips / FAQ

よくある質問

Q: 認証コードはどう扱われますか?

認証の種類によって、自動取得と手動操作に分かれます。多くの認証は自動で完了します。

認証の種類動作
メール認証コード(アカウント作成時など)自動取得 — IMAPアカウントを設定しておけば自動で取得・入力されます
SMS認証コード(Amazonアカウント作成時など)自動取得 — SMSサービスを設定しておけば自動で取得・入力されます
3DS認証(クレジットカード)自動承認 — Cards画面でモニタリング開始しておけばUPSIDER/MoneyForwardは自動処理されます
Apple ID 信頼済みデバイス通知お手元のデバイスで承認。コード入力が求められた場合のみ入力(5分待機)
Tips
事前に IMAPアカウントSMSサービスCards モニタリング の3つを設定しておけば、ほとんどの認証は自動化されます。手動操作が必要になるのは Apple ID の信頼済みデバイス通知など限定的な場面のみです。
Headless Mode について
Headless Mode が有効だとブラウザが非表示のため、万が一手動操作が必要になった場合に対応できません。Apple ID など手動操作の可能性があるサイトでは、初回ログインまでは Headless Mode を OFF にして動作を確認することを推奨します。

Q: Gmail でメール監視ができない

Gmail では通常のパスワードではなくアプリパスワードが必要です:

  1. Google アカウント設定にアクセス
  2. セキュリティ → 2段階認証を有効にする(未設定の場合)
  3. セキュリティ → アプリパスワード を生成
  4. 生成された16文字のパスワードを Settings の IMAP パスワード欄に入力

Q: タスクが Failed になった

ステータスの「Failed:」以降にエラーメッセージが表示されます。主な原因:

Q: セッションが有効なのに再ログインを求められる

セッションの有効期限が切れている可能性があります。Sessions 画面で該当セッションを削除し、再度タスクを実行してください。

Q: Proxy を使いたい

2つの方法があります:

Q: 複数タスクを並列で実行したい

Settings → General → Parallel Tasks を増やしてください(初期値: 1)。ただし、並列数を増やしすぎるとPCのメモリ・CPUに負荷がかかります。

Q: Discord に通知を送りたい

Settings → Webhook の Success Webhook URL に Discord Webhook URL を設定すると、タスク成功時に通知が飛びます (現状 Success のみ実装。詳細は 3-4. Webhook)。

Q: CSV / Excel ファイルの作り方がわからない

同封の tasks-template.csv を使ってください。ゼロから作る必要はありません。

  1. tasks-template.csv をコピーして Excel で開く
  2. サンプル行を自分のデータに書き換える(不要な行は削除)
  3. .xlsx または .csv で保存
  4. Tasks 画面で読み込み

Q: ADB が接続できない

以下を確認してください:


Deviant User Manual — Last updated: 2026-04-17